介護

介護職も熱中症は他人事じゃない!【意識して予防に努めよう】

 
 
 

しん
みなさん、こんにちは。
投稿者のしんです。

 
 
 
私は、新卒で特別養護老人ホームに入社しました。
 
その後かれこれ10年以上、介護現場で働いています。
 
2年~3年で、1つの部署を異動してきました。
 
特別養護老人ホーム、グループホーム、ショートステイをこれまで経験し、今に至ります。
 
 
 
今後のキャリアとしては、「しろくま介護ナビ」を利用して、在宅施設のサービスを経験していく予定です。
 
日本の介護の現状と課題を、施設介護の観点から学びたいと思っております。
 
 

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介護をするうえで、「人間関係」の悩みは、必ずつきまといます。
 
私は、長年、介護現場で多くの失敗をしてきました。
 
その経験を通して、お伝えできることがあります。
 
こちらの記事で少し楽になると思います(^^)
 
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梅雨もあけ、どんどん暑くなってきましたね。
 
この記事では、介護職と熱中症をテーマに書いていきます。
 
 
 
 
介護職は、シフト制による勤務なので生活リズムが崩れやすい仕事です。
 
そのため、慣れない生活リズムにより体調を崩す方もおられます。
 
 
 
これからの時期、入浴介助などどうしても熱がこもりやすい介助もあります。
 
介護施設内といえで、高温・多湿の環境はさけられません。
 
 
 
 
熱中症を予防するためには、意識して予防に努めましょう。
 
 
 
 

介護職も熱中症は他人事じゃない!【意識して予防に努めよう】

 
 
 
これからの時期、本格的に暑くなる季節になってきます。
 
毎年この時期になると、熱中症で搬送される方は多いです。
 

 
 
 
 
では、まずなぜ熱中症は起こるのかについて説明していきます。
 
 
 

どうして熱中症は起こるの?

人間の体は、気温と共に体温が上昇します。
 
すると、体温を下げるため発汗します。
 
その汗には、水分だけでなく塩分も含まれています。
 
この水分と塩分、両方が体から失われると「脱水症」になります。
 
脱水症を放っておくと、熱中症や熱射病へ症状が移行することになります。
 
 
 

「炎天下には居ないから」と安心しない

熱中症は、炎天下にいないからと安心できるものではありません。
 
体内に熱がこもりやすい状況は常に注意が必要です。
 

  • 日差しがきつい
  • ムシムシする
  • 急に暑くなった
  • 風がない
  • 気温が高い

 

このような日は、意識して予防することが必要です

 
 
 

コロナ対策が熱中症のリスクをあげる!?

コロナの終息の兆しが見えない中、毎日マスクをつけて業務につかれている介護職。
 
マスクは感染予防になりますが、逆に熱中症のリスクを上げることにもつながります。
 
マスクをつけているからこその危険性は、しっかり理解することが大切です。
 

マスクをつけている状態で起こる危険
  • 吐く息が口元でこもりやすい
  • 喉の渇きを感じにくくなる
  • 水分補給をしなくなる
    (マスクをはずして水分補給することを遠慮する)

これらの理由で、脱水になる可能性が高くなります。
 
 
 
余談ですが。
 
小さいお子さんは、マスクを装着しているだけで熱中症のリスクが高まると言われています。
 
大人は汗をかくことで体温調節できます。
 
しかし、子供は汗腺があまり発達していないため呼吸で体温調節をします。
 
マスクの影響で、口元に熱がこもり体温を下げられない状況になるため、重症化する可能性があります。
 
 
 

熱中症にならないために必要なこと

 
 
 
それでは、熱中症にならないために必要なことを説明します。
 
ポイントは下記になります。
 

  • 涼しい環境で体を冷却する
  • 水だけでなく塩分も摂取する
  • 自分の体調管理

 
 
大きく分けると、この3つになります。
 
また、こちらの資料も参考にしてみて下さい。
 
【参考】厚生労働省:令和2年の熱中症予防行動の留意点について
 

涼しい環境で体を冷却する

体内に熱が外に放出できず、こもってくると脱水症状を起こします。
 
そのため、いかに体温を下げることができるかが悪化させないポイントになります。
 
また、時々マスクをはずすことが必要になります。
 
マスクをはずすことで、口元の熱を逃がすことができます。
 
 

水分だけでなく塩分も摂取する

人間の体には、体温調節機能が備わっています。
 
体温が上がり過ぎた時は、汗などにより熱を体の外に放出します。
 
しかし、暑い環境に長くいると体温調節機能が乱れて体外へ熱を放出できなくなります。
 
また、急激に汗をかくことで体内の水分と塩分が失われ、体液のバランスが崩れてしまいます。
 
 
 
熱中症対策では水分だけでなく塩分もしっかり摂る必要があります。
 
熱中症対策として、おすすめされている飲み物は後述します。
 
 
 
また、水分摂取に関して知っておいた方が良いポイントがあります。
 

ポイント➀

  • 熱中症の発生は、その日の水分・塩分不足だけではなく、数日前からの不足が原因で発生します。
  • 日頃から注意することが重要です!


 

ポイント➁

「自発的脱水」というものがあります。
 
これは、喉の渇きを感じなくなる現象です。
 
水だけを飲んでいると、体液中の水分とイオンのバランスが崩れ、体液がどんどん薄くなります。
 
すると、体は体液が薄くなることを防ごうとします。
 
その結果、喉の渇きがなくなり過剰な水は尿として排泄します。
 
簡単にいうと、水だけを飲んでいると、気づかない間に塩分不足になり脱水症状を起こすということです。

 
しん
喉が渇いていなくても、意識して水分をとることが大切です!

 
 
 

自分の体調管理

熱中症にかかりやすい健康状態は下記です。
 

二日酔い等お酒の飲みすぎ

ビールには、アルコール・カリウム・水分の相乗効果による利尿作用があります。
 
お酒を飲むことで、飲んだ分以上の水分も体外にでるので、脱水症状をきたす危険性があります。
 

睡眠不足

しっかり休息がとれていなかったあり、睡眠不足の状態は自律神経の働きが鈍ります。
 
その影響で、体温のコントールする機能が低下してしまいます。
 

体調不良・病み上がり

風邪をひいている時は、就寝中に汗を余分にかいています。
 
気づかないうちに、体内の水分が減るので注意が必要です。
 
また、下痢や嘔吐時は多くの水分とナトリウム(塩分)を体外に放出します。
 
 
 

【熱中症警戒アラート】令和3年夏に全国で本格実施予定

みなさんは、熱中症警戒アラートはご存じでしょうか?
 
知らない方のために、簡単に説明します。
 
 

熱中症警戒アラートとは?

翌日又は当日の暑さ指数(WBGT)が33以上になることが予想される場合に、環境省と気象庁が共同で「熱中症警戒アラート」を発表し、熱中症への警戒を呼びかけます。
【引用】国土交通省 気象庁

 

 
 
 
令和2年夏は関東甲信地方で先行的に新たな情報を発表。
 
その結果の検証を実施した上で、令和3年夏に全国で本格実施する予定になっています。
 
 

熱中症警戒アラートが試行中の都道府県

東京都

神奈川県

千葉県

栃木県

埼玉県

茨城県

群馬県

山梨県

長野県

 
下記のサイトで、どこの場所にアラートが出ているのか確認することができます。
 
おそらく全国で本格的に実施されるようになると、このアラートの情報をもとに外での運動の制限等もされる可能性が出てくるのかなと思います。
 

アラート情報を確認


 
 
 

介護職にとって熱中症になりやすい要因とは?

介護職で考えられる熱中症の危険はこれらがあると思います。
 

  • マスクをつけていることで、口元に熱がこもる
  • 入浴介助(高温・多湿)
  • 夜勤(睡眠不足・疲れ)
  • 生活リズムが崩れやすい
  • 日中の換気によるもの(ご利用者も危険)
  • 炎天下のなかでの送迎・訪問

 
 

入浴介助(高温・多湿)での危険

夏場の入浴介助は、言わずもがな危険です。
 
長湯が好きなご利用者には「もうちょっと浸かってます」と言われます・・・。
 
入浴介助が終わり外にでると、どっちが入浴していたのか分からないくらい汗をかきます。
 
私は、1人入浴が終わるごとに水分をとっています。
 
また、浴槽内へ誘導した後に見守りをしながら水分をとることもあります。
 
 

夜勤(睡眠不足・疲れ)での危険

忙しい日の夜勤は、基本常に動いています。
 
日付変わる頃に、すでに疲れを感じている時もあります。
 
 
また、基本的に20人前後を1人で介助に入るので・・・。
 
すごく暑いんですよね。
 
明け方になると、睡魔と疲れと暑さで、頭がボーっとする時もあります。
 
こういった時も、意識して水分をとるようにしています。
 
 

生活リズムが崩れやすいために起こる危険

介護職は、シフト制の勤務なので生活リズムが崩れやすいです。
 
特に遅出をした翌日早出は、なかなか寝れません。
 
寝るように頑張って寝れるなら良いのですが・・・。
 
そのため、仕事中、時々自分の中で休憩する時間をとり、無理をしないようにすることが必要です。
 
若い頃は気合いでいけましたが、年には勝てませんからね・・・。
 
 

日中の換気によるもの(ご利用者も危険)

どの施設でも、コロナの感染予防で毎日消毒をしていると思います。
 
日中の中で、何回か3密を回避するため、窓をあけ換気をします。
 
換気といえど、外からは熱風が入ってきます。
 
 
 
忙しいのはお察ししますが、バタバタしすぎて窓の閉め忘れがないように注意が必要です。
 
職員は暑いと訴えることはできますが、訴えることができないご利用者もおられます。
 
それが原因で、熱中症になる可能性も大いにあります。
 

 
【参考】総務省:2019年の熱中症による救急搬送状況
 
 
 
こちらのデータにもあるように、毎年、熱中症で救急搬送される高齢者は多いです。
 

ご利用者の居室温度もこまめに確認!

また、時々ご利用者の中には温度調整が自分でできない方もおられます。
 
居室内で暖房をつけていたり、窓をずっと開けていたり・・・。
 
何も知らず訪室すると、「あっつ!!」という環境もあるかと思います。
 
ご利用者の環境にも注意が必要です。
 
 

炎天下のなかでの送迎・訪問での危険

送迎車ならエアコンにて調整することができます。
 
しかし、バイクや自転車等での信号待ちは地獄です。
 
 
こまめに水分をとる、帽子をかぶる等の対策は必要です。
 
 
 
 
では、最後に熱中症対策でおすすめされている飲み物を紹介します。
 
 
 

熱中症予防に適した飲み物は?

 
 
 
 

経口補水液
おすすめ度:

 
経口補水液は、ドラッグストアや病院内の売店などでWHO のガイドラインと照らし合わせても良質なものが廉価で購入できます。
 
簡単に買えて、水分と塩分を素早く補給でき、初期の脱水状態からの回復に役立つ便利な飲料です。
 
脱水症状を改善する物としては、最も最適な飲料とされています。
 
Amazon楽天でも、まとめて購入することができます。
 
 

冷たい味噌汁
おすすめ度:
 

 

  • スーパーなどでも売ってあるため入手がしやすい。
  • 水分・塩分・糖質(具材による)を同時にとれる
  • 体を冷やす効果がある。

 
これら3つの理由により、比較的におすすめされている。
 
 

スポーツドリンク
おすすめ度:

 
スポーツドリンクには、さまざまな種類のものがあります。
 
基本的に、運動時の水分補給に適している飲み物ですが、糖質も多いため飲みすぎには注意が必要です。
 
 

水・麦茶
おすすめ度:

 
水や麦茶は、これら単体では脱水症状を引き起こす可能性があります。
 
そのため、梅干しなどと一緒に摂取することが好ましいです。
 
 
 

熱中予防には適さない飲み物

適さない飲み物は下記です。
 

  • お酒
  • コーヒー
  • 緑茶
  • ウーロン茶
  • 牛乳

 
主にこれらがあります。
 
 
 
お酒は、利尿作用があるため水分を失ってしまいます。
 
コーヒー・緑茶・ウーロン茶には、カフェインが入っています。
 
カフェインには、利尿作用があるため控えるべきとされています。
 
また、牛乳は体温を上げ発汗を増やすと言われています。
 
 
これらは、熱中症予防には適しません。
 
 
 

最後にみなさんにお伝えしたいこと

この記事では、「熱中症」について書いてきました。
 
いかがだったでしょうか?
 
 
 
これからの時期、まだまだ暑くなります。
 
例年通り、熱中症には十分気をつける必要があります。
 
 
また、今年は新型コロナ感染症の流行により、マスクが手放せません。
 
そのため、これまでに比べ熱中症になる可能性が高いと予想されています。
 
 
 
介護現場は室内ではありますが、熱中症を引き起こす原因になる要因は多くあります。
 

  • 喉が渇いたから水分を摂る
  • 喉が渇いてないから、まだ大丈夫

 
これらの認識は捨てましょう!
 
意識してこまめに水分補給などの熱中症対策を行いましょう(^^)
 
 
 

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