
みなさん、こんにちは。
しんです。

この記事では、こういった疑問にこたえていきます。
介護をするうえで、「洞察力」はとても重要なスキルです。
これは、介護に慣れていないから持っていない、介護に慣れているから持っているという
ものでもありません。
✓読者のみなさんへ
基本的に、目に見えないスキルを身につけることは、明日からすぐにできるようになる!
ということはありません。
しかし
洞察力が優れていると、ご利用者に限らず、人間関係での悩みも軽減されます。
紹介している項目は少ないですが、これを押さえれば、必ず身につきます。
記事を読んで理解できること
- 洞察力とは何か?
- 洞察力を身につける方法
では、いきましょう!
~もくじ~
介護で必要な洞察力【確実に身につく方法】

はじめに、洞察力とは何かについて説明したいと思います。
洞察力とは
相手の言動からその人の感情を感じ取ったり、会話ができない人と接したとき、表情や目の動きかた等で
言葉にならない言葉を想像することをいいます。
介護が必要としている方には、自分の気持ちを自分の口で正確に表現できる方も多くおられます。
介護の仕事をする上では、とても重要なスキルです。
洞察力を身につけるために必要なこと
洞察力は、下記の3つのポイントを意識すれば、確実に身につきます。
詳しく説明していきます。
情報を増やす
これは、そのご利用者のことを理解することもそうですし、最低限の病気などの知識を
増やすことです。
そのご利用者の現在の行動は、過去のその人の生きてきた背景や病気によって出現していることが大半だからです。
✓ご利用者のことを理解するとは みなさん、こんにちは。 しんです。 ご利用者の担当をもったけど、どうやってケアを考えればいいんだろう・・。 この方にとって何が大切が分からない・・。 一人で担当するのは、不安だなー。 こういった疑問に ...
家族構成や出身地、生きてこられた時代の背景などのことです。
情報が多いほど、介護するうえでのヒントが増えることになります。
これ以外にも、具体的にどういう情報を収集するのか、書いていますので、
合わせてご覧ください。
【重要】ご利用者のケアを考える【間違えたケアをしないための方法】
特に認知症の有無は確認しておきましょう。
認知症は、記憶障害や判断能力の低下がみられます。
間違った認知症ケアは、事故をまねくことになります。
他人との情報交換
これの目的は、多くの介護観と触れ合うということです。
いろいろな人の介護観を参考にさせてもらいましょう!
具体的には、「〇〇な性格の人はこういう考えをするんだ」という捉え方が
良いと思います。

みなさん、こんにちは。 しんです。 介護観って一体なんだろう・・。 介護観を聞かれても、よく分からないなー・・。 こういった疑問にこたえていきます! 読者のみなさんへ 介護施設等で働いて ...
また、介護観について別の記事を書いています。
詳しく知りたい方は、合わせて参考にしてみて下さい。
【介護職員むけ】介護観について理解しよう
経験(時間)をつむ
これはどうしても必要になります。
「最近知り合った友人」どちらが、その友人のことを知っていますか?
また、人には、相手にどこまで心を許せるかの距離感があります。
どちらの友人の方が、心が許せるか考えてもらうのも良いと思います。
信頼関係が構築できると、日頃の何気ない会話の中で、自分にしか知らないことを教えてもらえたり、
悩みを打ち明けてもらえたりします。
ポイント
小さな変化に気づくこと=まちがいさがし
日々の小さな変化に気づくことは、「まちがいさがし」のような感じです。
普段の様子を基本に、普段と違う部分に気がつくということです。
お医者さんが、レントゲン写真をみて異常に気がつくのは、正常な状態の写真が頭に入っているからです。

では、日頃業務を回す時にどこを意識していけば良いのか。
ここで説明すると、非常に長くなりそうなので、別の記事を用意しました。
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【介護職むけ】業務のまわし方を知らない職員はトラブルが起きます
しん あの人どれだけマイペースなの!? もっと周りをみてよ! あの人のケア、利用者がかわいそう! 普段仕事をしていて、こういったイライラを感じた ...
こちらの記事も合わせて参考にしてみて下さい。
まとめ
- ご利用者の情報をもとに、言動を分析する。
- ご利用者と同じ時間を長く共有する。
- 他の職員さんの介護観を参考にする。