みなさん、こんにちは。
しんです。

申し送りってどうやってやるの?
申し送りがうまくなるには、どうしたら良いの?
この記事では、こういった疑問にこたえていきたいと思います。
チームで仕事をする職種では必ず、引継ぎや申し送りというものが存在します。
多いところだと、1日も何度もしないといけないところもあります。
これに苦手意識をもってしまうと、仕事が嫌になりそうですね(笑)
申し送りときくと、難しいイメージをもたれるかもしれませんが、要点をきちんとおさえておけば、誰でも簡単に上達できます。
それではいきましょう!
~もくじ~
【簡単】申し送りがうまくなる方法【たった3つの方法】
申し送りでおさえておくポイントはこちらです。
- 申し送りの必要性を理解しておく。
- 相手の聞きやすいタイミングに配慮。
- 状況を知らない人でも、理解できるように。
これを押さえておけば、自分の伝えたいことが回りに理解してもらいやすくなり、周りの人にとっても働きやすい環境にかえることができます。
申し送りの必要性を理解しておく
チームで仕事をするうえで、申し送りはなぜ重要なのでしょうか?
それは、1つの目標を達成するために、周りの人の協力が必要だからです。
✔具体例
介護は多くの職種と連携し、ご利用者に少しでも良い生活を提供するのを目標に、「医療は体調面」「栄養は食事のバランス等」「リハビリは機能維持」「相談員はご家族からの情報収集」「介護は生活全般」のそれぞれの情報を一つに集約する必要があります。
それぞれの職種と連携する時に、それぞれの申し送りが必要になります。
また、日頃の業務をまわす時も、スタッフ間で申し送りをして、その日のご利用者の様子を共有しておく必要もあります。
申し送りが不十分ならどうなるの?
チームメンバーがそれぞれ自分のしたいようにして、ばらばらになります。
もちろん目標なんて、達成できるはずありません。
ご利用者の生活は荒れるでしょうし、そのことが原因で事故が起こることもあります。
良いことは一つもないですよね。

- 相手が求めている情報を伝える
- 伝えたい要点を整理してから申し送る
この2点が大切!
相手の聞きやすいタイミングに配慮
これは、口頭での申し送りの時に、必ず配慮しないといけません。
忙しくしている時に、横から申し送りをされても、理解はできません。
イラっとされてもおかしくないです。
申し送りをしたい相手が今何をしているのかは、きちんと観察し、相手にも余裕がある状態で行いましょう。
伝えたいタイミングで、相手が忙しい場合
自分の伝えたいことを、次の2つに分けてみましょう。
➀緊急性があり、すぐに解決しなければならないこと
➁緊急性はなく、その日のうちに伝えないといけないこと
➀緊急性があり、すぐに解決しなければならないこと
- まず、喋りだしの一言目に緊急性が高いことを伝えましょう。
そうすることで、相手が一時的に聞く態勢になってくれます。
この時の注意は、わかりやすい言葉で、要点だけを伝えることです。
忙しい時に、長々と話を聞いている余裕はありません。
具体例
「〇〇さん、忙しいところすみません。緊急で伝えないといけないことがあります」等
➁緊急性はなく、その日のうちに伝えないといけないこと
申し送りの方法にこだわる必要はありません。
具体例
- 空いている時間を予約しておく
「〇〇について聞きたいんですが、何時頃があいてますか?」 - メモにのこし、置いておくことを相手に伝えておく。
- 時間をあらためて伺う 等
伝えたいからといって自分のことしか考えない行動は、嫌われるので注意!
状況を知らない人でも、理解できるように
申し送りをする際は、同じ情報をお互いで共有しないといけません。
相手が理解しやすいような言葉で、理解しやすいような話し方を意識しましょう。
申し送りに限らず、コミュニケーション全般に言えることですが、正しく内容が伝わらない原因は、喋り手に問題があります。
「あの人は、理解もしていないのに、理解しているような態度をとる」という言葉をよくききます。
それも喋り手が問題です。
相手に理解してもらいやすい喋り方をしましたか?
伝えたことがきちんと理解してもらえているか、相手に確認しましたか?
コミュニケーションは伝わり方が全てです。
自分の思いと状況説明は区別する
これは、できていない人が多いです。
相手に伝える時は、自分の思いと状況説明はわけましょう。
自分の思いを話す時は、必ず理由もつけること。
自分の思いを入れながら状況説明をしてしまうと、事実がかたより違う情報を伝えてしまう可能性があります。
これについて詳しく書いている記事がありますので、そちらも合わせて読んでみて下さい。
まとめ
- 申し送りの大切さを理解し、相手が求めている情報を正確に伝える。
- 申し送りは喋り手の伝え方が全て。
- 自分の思いと状況説明は区別する。