
みなさん、こんにちは。
しんです。
今回のテーマは「理想と現実」です。
介護に携わる方は、必ずといっていいほどぶつかる壁です。
介護の現実は甘くない!【施設】
はっきり言います。
介護の現実はそんなに甘くない!
福祉系の学校や介護の勉強をしているだけでは、現場の様子を知ることは少ないと思います。
ボランティア、実習、バイトをしたことがあるから、知ってるよ!と思っている、そこのあなた!まだ甘い!
現場は基本的に業務に追われています。簡単にいうと、決められたことをするのに精一杯です。忙しいところは、トイレに行く時間すらない程です。
また介護分野には限りませんが、社会人の言動には「責任」がともないます。
あなたの軽はずみの言動が、ご利用者やそのご家族の人生を変えてしまいます。
「理想」が強い人ほど壁にぶつかる
こういう介護がしたい、こういう生活を提供してあげたいと考え、行動することは良いことだとは思いますが、何かを変える時は反対の意見もでます。
自分より、知識や経験があるチームメンバーの協力を得るのは、思っているより簡単なことではありません。
「認知症」症状の対応
みなさんは「認知症」という病気をご存じでしょうか?
認知症の方のケアは大変で、予想できないことが毎日起こります。やろうと思っていた仕事が、計画通りにできないことなんて日常茶飯事。
日々の業務の多さに加え、認知症の方のケア、それにより疲れやストレスをため体調を崩したり、職場をやめていく人もいます。
以前は「老人性痴呆症」と呼ばれていたのですが、2005年の介護保険の改正で「認知症」という言葉に名称が変更されました。
●体に負担がかかる
現場では常に体を使います。介護に携わっておられる方で、腰や膝に痛みを訴えられる方はとても多いです。
また、シフト制の勤務形態になるため、生活リズムも安定しません。体調管理は必ず必要です。

仕事をするということは、大変なことなんだよ

介護を頑張る自信がなくなりそうだな・・・。
すごく不安だな。

でもね、介護職は本当にすばらしい仕事なんだよ!
介護職=自分の仕事に誇りが持てる仕事
医師や看護師が、人の「病気」をみる仕事なら、介護職は人の「人生」をみる仕事。
これってとてもすごいことじゃないです?
その人の人生の最期の時間、自分の人生を「良い人生だった」とかみしめてもらえるお手伝い。
介護職は誇りが持てる仕事です!
理想の介護をするために必要なこと【3つのポイント】

詳しく解説していくね!
- 現実を知る
- チームメンバー間の信頼関係の構築を意識する
- 体調管理に敏感になる
1、「現実」を知る!
私はこれまで多くの方の指導に携わってきました。
「現実」を見ずに「理想」ばかりを追求するの方のほとんどが、他の職員との距離があき、悲しいことに孤立してしまうことが多かったのです。
仕事をする上で、「理想」をもつことはとても大切です。
なぜかというと
介護を楽しむ原動力になるからです。
🔵お年寄りが好きだ
🔵こういう介護がしたい、こういう生活を提供したい
🔵この人のために、できることは何なのか?
あなたのこういう気持ちを大切にしましょう!
2、チームメンバー間の信頼関係を意識する
何を成し遂げようとするにも、一人では絶対にできません!
チームの協力が必要不可欠になります。
相手が誰であっても、言葉づかいや謙虚な態度など失礼ととられない話し方を意識しましょう。
3、体調管理に敏感になる
疲れているときは、体の免疫力が落ちる、体内リズムが狂う、仕事の効率が落ちるなど、良いことは全くありません。
あなたの体を守るのはあなた自身です。
体を痛めない介護技術の方法の詳細は、こちらで紹介しています。
まとめ
🔵「理想」を叶えるために「現実」を知る
🔵「理想」を叶えるのは、一人では不可能。
🔵チームメンバーとの信頼関係を意識する
🔵自分やチームメンバーの体調管理に敏感になる