
みなさまこんにちは。
しんです。
日々介護職として、楽しく奮闘中です。
今回のテーマは
「自分に介護技術を覚えることなんかできるの!?」
「体を痛めずに、介護をしていきたい!!」
これから介護を経験される方は、不安に思われることかと思います。
結論からいうと、100%できます!
それでは、、
体を痛めず、上手な介護をするための4つのポイントを紹介します。
介護技術の悩み【体を痛めない4つのポイント】

1. 相談できる人を探す
2. 基本を押さえるのが近道
・正しい体の使い方
・「なぜ?」の理解
3.こまかく観察
・「できること」「できないこと」
・相手の性格を理解しておく
4.何度も挑戦
1. 相談できる人を探す
正直これが一番大事といっても過言ではありません。
愚痴を言ったり、相談したり、アドバイスをもらえる力強い存在になります。
介護技術を相談する時は、自分の体型に似た人に相談するのをおすすめします。
一人で抱え込むのは絶対にNG!良いことは一つもない!!
2. 基本を押さえるのが近道
・正しい体の使い方
ボディメカニクスの8原則はおさえておきましょう。
ボディメカニクスって何??って方のために簡単に説明します。

- 支持基底面積を広くとる
- 足を広く広げる
- 膝を曲げ重心を落とす
- 腰を曲げすぎない
- 対象に近づく
- 腕だけの力ではなく大きな筋群をつかう
- 対象を小さくまとめる
- 力が分散しないようにする
- 水平に移動する
- 抱える動きはなるべく少なく
- 足先を動作の方向に向ける
- 腰をねじる動きは避ける
- てこの原理を利用する
- ベッドから起き上がる時に肘をつく 等
- 押さずに引く
- 押す力は、力を分散させる。
体がしんどいと感じる時は、体を痛める前に介助方法を見直しましょう。
・「なぜ?」の理解
これは介護技術だけに限りませんが、覚えたことを実践する時は、
「なぜこういう方法をとるのか?」という理由を必ず押さえること!
「自分の口で、知識のない人に説明できる」
これができれば、ある程度身についていると思って、自信をもちましょう!!
3. こまかく観察
・「できること」「できないこと」を知る
まず、人の動きを知りましましょう。
椅子から立ち上がる動作を例に説明します。
➀足をひく
➁頭が目に出てきて、前かがみになる
➂足に重心がかかりつつ、お尻があがる
➃膝を伸ばし、立つ
これが基本の動きです。
この4つの過程のなかで、「できること」「できないこと」を観察します。
こちらが手伝うのは「できないこと」。

体の重心を前方に移動できない人は、前に手すりをおいてあげると立てることもあるんだよ。
本人の腕の力を使う工夫だね!
全ての工程を介助するのは、体を痛める原因の1つです!
・相手の性格を理解しておく
人の性格といっても「せっかち」「介護者に依存的」「神経質」など、人それぞれです。
性格も含めて、行動を観察してみてください。

自分の体で動きを確認をしたら覚えやすいかもしれないね!
4. 何度も挑戦
とりあえず慣れましょう!体育会系のアドバイスですみません。
しかし、頭に入れただけの知識だけでは、実際には動けないことがほとんどです。

急に体を動かすのは避けましょう!
動かす直前に、体を伸ばすのも効果あり!
まとめ
🔵初めての経験というのは、誰でも不安です。焦らなくてOK!!
🔵不安や苦手に思うことは、「その方法やコツをしらないこと」がほとんど!