
みなさん、こんにちは。
投稿者のしんです。
今回の記事は「人間関係」をテーマに、私の過去の失敗談について書いていこうと思います。
生きていると、ほとんどの方は悩みますよね。

- 何なの!あの人!
- ほんと私とは合わない!
- イライラする!

私もこんな感情になったことは、数え切れないくらいあります。
私もこれまで、かなり失敗してきました。
そういった経験を通して、お伝えしていきます。
【失敗の経験談】人間関係のストレスは永遠に

まずは、私の過去の失敗をお伝えします。
私の過去の失敗談
大学を出て、特別養護老人ホームに就職。
私は、いろいろ試行錯誤しながら基礎から介護技術を学びました。
日々必死に働いていたこともあり、少しずつ介護技術ができるようになりました。
また、そんな日々の中で、自分が本当に大切にしたい介護観がうまれました。
それは
「ご利用者のために、介護職は真剣に考えるべき!」
というものです。
本当にそれだけを考え、日々介護をしていました。
自分自身も必死にそこを追い求めているなかで、周りの職員の言動に目につくようになりました。
- なんであの人はちゃんと仕事せえへんの?
- 私語ばっかりせんと、仕事しろよ!
同僚の仕事の仕方から、一つ一つのケアの進め方まで。
- さっき寝てもらったばっかりやのに、なんで起こしてるの?
- ご利用者への対応の仕方冷たいくない!?
- 嫌がってるのに、なんで無理矢理やるの!?
こんなことを日々思ってました。
実際、今から思っても、自分一人で頑張っていたと思います。
そんな気持ちを抱きながら、働いていたある日。
先輩の男性職員とトラブルが起きました。
遅くまで残業をしていると一通のメールが。
「調子にのるなよ」
受け取った瞬間「は?」となりました。
後で分かったことですが、私の仕事の仕方を、普段からあまり良く思っていなかったみたいです。
職場で一緒なった時に、メールについて聞いても、「気にせんでいい」と返され深くは聞けず。
その後、関係は悪いまま平行線。
1年間我慢して働きましたが、ついに限界が。
耐えられなくなり上司に施設内部でのユニット異動を希望しました。
異動したところでは、人間関係がリセットされました。
自分自身は変わらず、周りの環境だけリセットされました。
これまで、けっこう陰湿なことをされたことも。
ある日、私が働いていた施設に、匿名の1通の手紙が。
手紙の内容は、私を名指しでクレームがびっしり(手紙の内容は訴えれるレベルです)。
書き方からしても、職員であろう人でした。
そこの会社では、本当に精神的に病みそうになったことが何度もありました。
今は転職してそこにはいません。
何年も前の話ですが、今でも思い出したくないくらいです。
私は現在まで、異動や転職をしながらでも、介護を続けています。
はや10年以上になります。
今でも人間関係のストレスは常にあります。
これまでの私の経験を通して私がみなさんに伝えたいこと
これまでの私の辛かった経験を通して、人間関係について考えてみました。
- どうして、人間関係でトラブルやストレスがたまるんだろう。
- どうしたら人間関係良くできるんだろう。

基本的に下の3つのうちのどれかが原因です。
- 自分に問題がある
- その相手に問題がある
- 上司に問題がある
順番に説明していきます。
自分に問題がある
分かっているようで、自分では気づかない部分かと思います。
人間関係の悩みは、あなた自身に問題があることが多いです。
自分のことを棚にあげ、他人の言動ばかり責めていると、いつまでたっても人間関係のトラブルなくならないと思います。
過去の私がまさしくこれですね。
もちろん自分が間違っているとは思ってもないです.
自分は良かれと思って行動していました。
また頭のどこかで、自分を肯定し正当化しようとしている時もあったと思います。
心理学では、人は防衛機制の働きによってこころの健康を保っているとされています。
心理学の専門用語に「投影」というものがあります。
投影とは?
自分の中にある受け入れたくない不都合な感情や衝動を、他人のものだと思い込むこと。
よく同じような人間関係のトラブルが起こるなと感じている方は、あなたに問題がある可能性があります。
さらに詳しく
心理学の防衛機制について:Counselor web(カウンセラーウェブ)
嫌われるのも嫌われないのもあなたの行動次第!
その相手に問題がある
「自分に問題がある可能性がある」先に説明しましたが、もちろんそれだけじゃない時もあります。
世の中自分に合わない人はいっぱいいます。
- 自己中心的な人
- 人の愚痴ばっかり言ってる人
- 空気が読めない人
- 注意しても無駄な人
今となっては本当にバカだったなと思っています。
こんな人達と言い合うのは無駄です。
下手したら自分の価値も下げ、自分の周りからの評価も下げます。
上司に相談しましょう。
できることなら上司から言ってもらいましょう。
上司の方があなたより選択肢を多く持っています(注意、指導、無理なら異動させる等)。
個人的に言い合うのは、「ダメ!絶対!」です。
上司に問題がある
これが一番どうしようもない問題ですよね。
私なら転職を考えます。
「自分と合わない人がいて、上司も頼りにならない」
最悪ですね。
- 我慢して働き続ける
- 自分から転職する
選択肢は2つかと。
これからのあなた自身の生活や、自分の介護観とよく相談して考えた方が良いと思います。
今は、転職サイトの方もこういった悩みを持たれたお客さんが多いようです。
あなたにとって、働きやすく楽しく介護が続けられる施設
探してみても良いと思います。
今後、「転職」についての記事を書く予定にしています。
良ければ参考にしてみて下さい。
さいごに
代表的な介護職で多い悩み
- 人間関係
- 結婚や育児による生活の変化
- 施設の方針・理念が自分と合わない
- 腰痛などの体を痛める
- 夜勤などで生活が不規則になる
多くの人がこれらのことで悩んでおられます。
辛いことが多いのに、なぜ介護の仕事をする人がいるんでしょう?
介護は嫌な部分もありますが、それ以上に楽しいことが多いです。
人の人生を豊かにできる、やりがいも持てる仕事です。
- 人の役に立つ仕事がしたい
- 人の世話をするのが好き
- お年寄りが好き
介護をしている人に共通していることではないかなと思います。
今は、介護ロボットが開発されたりもしています。
しかし私は、介護はロボットにはできないと思っています。
人の感情に寄り添えるのは、人の感情しかありません。
そのため介護に携わる方が、日頃から少しでも精神的に余裕がもて、心から楽しむことができること。
これが良い介護をする必須条件だと思っています。
人間関係の悩みは、どこにでも存在します。
この記事を読んで頂いた方が
少しでも自分の介護を心から楽しめるようになったらなと思っています(^^)